メニエール病と頭痛の関係

メニエール病では頭痛もよく起こる症状の一つで、慢性化すると耳鳴りなどと同じくとにかくストレスの種となる症状です。発作時だけならともかく、非発作時にも頭痛が続くとついついイライラして周りにあたってしまうという話も耳にします。頭痛はメニエール病によくありがちな症状ではありますが、診断基準には含まれておらず、やや間接的な症状となります。他の病気による頭痛ではないかの鑑別も必要になります。

 

メニエール病の頭痛は内耳の病変により、交感神経が不必要に亢進することによって発生していると考えられています。つまり偏頭痛などと同じで、脳血管が拡張したり血圧が上昇したりすることで脳の神経を圧迫して、その情報が頭痛として感知されているというわけです。この頭痛は直接内耳がもたらしているわけではないため、偏頭痛用の市販頭痛薬などが一応その場しのぎの手段としては有用ですが、やはりメニエール病を完治させることが根本的改善となります。

 

先にも挙げましたが、強い頭痛を引き起こす大病というのは数限りなくあります。メニエール病の症状だと思ったらとんでもない病気が潜んでいた、ということがないように、頭痛に関しては特に慎重に他の病気の可能性を考えなければなりません。メニエール病の付随症状は中期以降大きな変動はしないことが多いとされているため、もし急に頭痛がし始めた場合は病院で検査してもらうことを強くお勧めします。